舞台 少女☆歌劇レヴュースタァライト #4 climax 感想
※感想中心だけどネタバレ有ります!!!!!!※
待ちに待った新作舞台、今回もとっても素晴らしかった。
初見の感想を整理を込めて書き起こし。
1回見ただけなので記憶違いのとこもあるかも。
今までは舞台とアニメでなんとなく時系列で繋がってるような、そうでもないような、って曖昧だったけど、
今回は映画版から繋がって考えられる部分とそうでない部分がハッキリとわかったので正直最初戸惑った。
映画では九九組それぞれの進路が決まったところで終わり、今回の舞台はその進路に進んだところからスタート。
けど唯一、ひかりちゃん華恋ちゃんはひかりちゃんが華恋ちゃんの煌めきを恐れてロンドンに逃げたという映画の序盤にあった話からスタート。
映画版からのIFかなと思ったけど、映画では華恋ひかりは東京タワーで会えてレヴューを始めてたので、本当はそこに至るまで今回の舞台みたいに怒った華恋ちゃんがイギリスに追いかけるワンクッションがあったのかとも思える。
映画では削ぎ落とした細かな描写を舞台が補完してくれたのかもしれない。
そう思うと、華恋ちゃんがイギリスの本初子午線見て気持ちを切り替えたりひかりちゃんが「もう逃げない」って思ったとこは少し唐突に感じたけど、
映画のまひるレヴューを経たひかりちゃん、
「ひかりに負けたくない」と自覚した華恋ちゃんだからすぐ乗り越えられたと考えるとさらに理解が深まるかな。
他にも、舞台では特にいつも真矢さまを気にしてたクロちゃんが今回はハイだったのは映画のレヴューで真矢さまと「私たちは共に堕ちてゆく炎」と愛を確かめあった(語弊)からこそ。
じゅんバナや香子ちゃんも然り。
国立歌劇団組だけは映画の話の後、入団後の壁にぶち当たったのが今回、という感じかな。
パンフやら読んでないし詳しい設定はわからないし、演者さんのTwitterで舞台はIFと仰られていたのでそうなのでしょうが、
個人的に、別の世界線、IFといった考え方って苦手なので、時系列がうまく繋がらないところはあれど、
アニメは舞台を、舞台はアニメを補完しあっている、というのが私としては落ち着くところ。
それにしても、今作はclimaxというけど
結局次にThe last game、次に新たな野望、
みたいな新作舞台でも出すんだろうぐらいの気持ちでいたけど
思いの外「締め」感が強かったね、、、
レヴューで歴代のサブタイトルや曲を出してくるのはずるい、オタクが好きな演出、、、、
そして最後の肩がけを自分で取り、剣とともに舞台に置いていく華恋ちゃん。
そんなアイドルの卒業みたいなことして、、、
新作はあるのでしょうか。
TVアニメも映画も無駄に引き伸ばすことなく出し惜しみすることのない潔いコンテンツなのが好きなところではあるけど、さすがにここで終わりだと寂しすぎる。
でももしやるとしても次は舞台少女ではなく舞台女優とかになるのかな。
他校の舞台はすでにやっているし、外伝もできそうだけど、やはり九九組の本編がまだ観たいな。
あと、華恋ちゃんの詳しい進路は結局わからずなのでそこは知りたいな。
映画でもそうだったし、そういう立ち位置なのかもしれないけど。
また舞台で皆に会えることを願っています。